三菱特注形bar01.gif製品概要
展望用エレベーター
bar02.gif製品概要

展望用エレベーターは、一般用エレベーターに加えて次のような構造上、配置上の制約があります。 詳細については計画時点で当社にご相談ください

 

1.昇降路、機械室
1-1 昇降路の構造
1) 昇降路はガラスで囲うエンクローズタイプが標準です。
2) 昇降路ガラスとかごとの隙間は外装および外装照明の保守点検のため500mm程度確保ください。
3) 前項2)が不可の場合は昇降路下部のみ500mm確保するか、または昇降路下部のガラスを外から開閉可能にする必要があります。
4) 外部からの昇降路ガラスの破損を防ぐため、1.8mの高さまでコンクリート構造としてください。但し、行政指導によりそれ以上必要な場合があります。
5) 行政指導により、屋外に面する部分は昇降路壁面 から最小1.5mの位置に、人が入れないよう柵などが必要な場合があります。
 
1-2 昇降路ガラス
1) ガラスは熱線吸収色付ガラスを推奨します。昇降路温度上昇の防止および防眩性に効果があります。
2) ガラス取付は、昇降路内に雨水などが入らない構造としてください。
 
1-3 昇降路内仕上げ
1) かごの昇降を強調し、他の機器を目立たなくするために、昇降路内は黒色または暗色仕上げを選定ください。エレベーターの機器標準色はグレーです。
 
1-4 その他
1) ピット部にはタラップを設置ください。
2) 機械室構造はコンクリート囲いを推奨します。

 

2.かご室
2-1 かごのガラス窓
1) 6.8mm厚以上の網入りガラス、または線入りのガラス+飛散防止フィルム貼りを使用します。1枚の大きさは幅1250mm以下、高さ1800mm以下で、ガラス下端は床面 から500mm以上が標準です。
2) ガラス下端が床面から750mm以下のときは、床面 から1000±200mmの位置に手すりが必要です。

 

3.外装・照明
 1) 外装照明はかご内温度上昇の原因となりますので、500W以下をお奨めします。なお、外装照明を設置する場合は、かご内照明用電源の容量増が必要です。

 

4.冷暖房および換気装置
 1) 昇降路のガラス面は、できるだけ直射日光を避ける配置としてください。
2) エレベーターかご室および昇降路空調は、建物内とともに行うのが効果 的です。
3) 前項2)が不可の場合は、かご内にエアコン取付をお奨めします。この場合、エアコン用電源をエレベーター機械室に引き込む必要があります。
当社では排水設備を必要としないエレベーター専用エアコン(ドレンレス方式・冷房専用)を用意しています。計画の際、当社にご相談ください。
4) エアコンの放熱および外気温による昇降路の温度上昇を防ぐため、昇降路内の強制換気が必要です。
5) 昇降路内の高温空気が機械室に吹き上げるので、機械室の換気容量 は大きくなります。

 

5.その他
 1) 昇降路ガラス面が屋内に面したインドアクローズタイプ、昇降路が屋内に面して昇降路をガラスで囲わないインドアオープンタイプでは、所轄行政庁において、建築基準法施行令第112条(防火区画)の規定に接触すると判断される場合には、別途建築基準法第68条の規定に基づく認定が必要です。